【就活・業界研究】SI業界分析②企業分類編

前回のおさらい

こんにちは!

就活において、業界の全体像を把握しどんな企業があるのか知っておくことは基礎知識としてとても大切です。

以前、SI業界分析という記事を書きました。その中でIT業界の分類からSI業界の概要を説明しましたが、その続編として今回の記事ではSI業界の企業がどんな分類で成り立っているのか紹介したいと思います!

【業界研究】SI業界研究

 

企業分類

SI業界の企業は成り立ちによって大きく4つに分類することができます。

  • 外資系
  • 国内メーカー系
  • 国内ユーザー系
  • 独立系

次はこの4つの分類の成り立ち・特徴・代表的な企業を紹介します!

外資系

外資系の分類は、文字の通り海外の資本で設立された企業のことです。

日本企業以上の実力主義・成果主義である代わりに高給であることで知られています。

企業規模も大きく、国内国外の大型システム開発案件に携われる機会は多いです。アメリカ発祥の国が多いですが、最近ではインド企業の成長率が高くなってきています。

代表的な外資系SI企業をまとめてみました。

IBM

アメリカ発の企業。各国の大型システム開発案件を手掛ける業界の超大手。

SIなどのサービス事業は総収入の6割です。世界170か国以上で事業を展開しているグローバル企業です。

日本IBMを孫会社として持つ。

売り上げ:8兆8710億円

純利益:1兆3177億円

アクセンチュア

世界最大のコンサルティングファームだが、ITサービスでも世界大手。

世界各地に本社機能を有する。

売り上げ:3兆6499億円

純利益:4564億円

HP(ヒューレットパッカード・エンタープライズ)

世界最大のコンピュータ会社。法人向けサービス部門ソフト部門を次々スピンオフ。

売り上げ:5兆5636億円

純利益:3508億

TCS(タタ コンサルタンシー サービシズ)

インド発の企業。インドのタタ財閥のシステム開発企業。安い人件費を活用して急成長。

売り上げ:2兆771億

純利益:4480億

国内メーカー系

コンピューターを中心としたハードウェアを製造していたメーカーと、その企業を中心としてできたグループ。自社のハードウェアと組み合わせたワンストップのソリューション提案に強みを持っています。

代表的なメーカー系企業をまとめました。

富士通

ICTサービス、サーバーで国内首位です。みずほFGなどの大手金融や公官庁向けに強みを持ている。非コア事業の分社化を推進しています。

ICT分野において、各種サービスを提供するとともに、これらを支える最先端、高性能かつ高品質のプロダクトおよび電子デバイスの開発、製造、販売から保守運用までを総合的に提供する、トータルソリューションビジネスを行っています。

売り上げの7割がテクノロジーソリューションによって構成されています。

テクノロジーソリューションとは、主として法人のお客様向けに、高度な技術と高品質なシステムプラットフォームおよびサービスを機軸として、ITを活用したビジネスソリューション(ビジネス最適化)を提供することです。

そのほかにも、AI・スーパーコンピュータ・クラウドなどの技術も推進しています。

売り上げ:4兆5096億円

純利益:884億円

部門売り上げ(テクノロジーソリューション):3兆1266億円

部門利益:1907億円

NEC(日本電気株式会社)

ネットワークに関するシステム開発に強み。三井住友銀行の勘定系システムを担当。

「パブリック」「エンタープライズ」「ネットワークシステム」「システムフラットフォーム」「グローバル」の分野で事業を行っている。

住友グループ(財閥)の流れもあり、関連企業からの受注も多い。

ネットワーク・5G・AI・生体認証などの技術を推進し、生体認証に関しては世界1に4年連続輝くなど技術力は非常に高いです。

売り上げ:2兆6650億円

純利益:273億円

日立製作所

日立製作所は水・エネルギー・製造・都市開発などさまざまな事業を行っています。そのなかの情報・通信システム事業ではみずほFGなど金融や公官庁のほか、社会インフラ関連に強みを持っている。

売上高:9兆1622億

純利益:2312億円

部門売り上げ(情報・通信システム事業):1兆9828億円

部門利益:1529億円

国内ユーザー系

国内ユーザー系にまとめられるこのグループは、もともと大企業の情報システム部門が源流です。

商社や電力会社、携帯通信会社、銀行までさまざまな企業から独立しています。

基本的に親会社からの受注がメインですが、外部企業からも受注することもあります。

NTTデータ

国内システム開発専業系では最大手です。官公庁の大型案件にひときわ強い。金融系ではりそな銀行、地銀に強い。

旧ベロー社(米デル・サービシズ)をデルから買収。NTT出資率は54%。

売り上げ:1兆7324億

営業利益:1171億

野村総合研究所

野村證券の市捨て宇部門が発祥。証券業、流通業に強く、特に野村證券とセブン&アイが2大顧客です。野村HD出資比率は36%。

売り上げ:4245億円

営業利益:585億円

伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)

外資系のIT機器販売からITサービスに展開。通信キャリア向けが主力。伊藤忠商事出資比率は56%.

売り上げ:4078億円

純利益:218億円

SCSK

住商情報システム(SCS)がCSKを吸収し2011年に誕生。金融・中小向けが強い。

働き方改革で先行、月平均残業時間20時間未満。住友商事出資比率48%。

売り上げ:3293億円

営業利益:337億円

新日鉄住金ソリューションズ

新日鉄住金系だが依存度2割ほど。製造業・金融業向けが強い。クラウド事業を育成中。

新日鉄住金出資比率54%。

売り上げ:2324億

営業利益:215億円

独立系

システムインテグレーション事業を目的に独自に設立された企業です。親会社がおらず独自の経営をしています。よってメーカーやベンダーに捉われず、クライアントに最適なハードウェア・ソフトウェアを提供可能という強みを持ちます。

TIS(旧ITHD)

約50社のITサービス会社を傘下に擁しています。クレジットか0度向けに強みを持っています。

売り上げ:3933億円

営業利益:270億円

富士ソフト

自動車向け組み込みソフトに強みを持っています。

売り上げ:1642億円

営業利益:87億円

大塚商会

中堅・中小企業向けに強みを持っています。代表的なサービスとして「たのめーる」があります。

売り上げ:6434億円

営業利益:396億円

ネットワンシステムズ

NTTグループ向け売り上げが大きい。シスコ製品が約5割。三菱商事系だったが資本関係は解消。

売り上げ:1572億円

営業利益:57億円

DTS

金融・通信向けシステムに強い独立系SIベンダー。組み込み系死す店でM&Aを連発。

売り上げ:798億円

営業利益:79億円

まとめ

ここまでで、SI業界の企業を大きく4つに分類し、特徴や代表的な企業の説明をしました。業界の全体像を把握しどんな企業があるのか知っておくことは基礎知識としてとても大切です。

しかし、実際の所これだけを判断基準で就活するわけではありません。このあくまでも参考に予備知識として頭に入れて、SI業界の就活を成功させましょう!!!

 

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