【就活・業界研究】印刷業界分析①概要編

初めに

こんにちは!現在の印刷業界の企業は紙への印刷だけではなく、時代の流れに即して様々な事業を行っています。そこで今回は印刷業界のさまざまな事業形態の特徴を説明をしていきたいと思います。

印刷業界とは

印刷業界の事業は出版印刷と商業印刷に分けられます。雑誌、書籍などの出版印刷と広告やチラシ、ポスターなど商業印刷が印刷業界の主な市場です。

現在、市場規模は減少傾向で推移しています。理由はインターネットやデジタル化の影響を受け紙メディアを使わない世の中になってきているためです。例えば多くの漫画や雑誌などは電子書籍に置き換わっています。既存分野の規模縮小は免れないので、新たな分野やデジタルと融合を図るような事業を創出することを積極的に取り入れている業界でもあります。

つまり言い換えると印刷業界は情報化社会による影響で大きな転換期を迎えているということです。

業界規模

一般社団補人日本印刷産業連合会によると、2017年の出荷額は5兆2,378億円で2007年の出荷額は7兆1,417億円であったため、10年間で1兆9,039億円の減少となりました。

ピーク時からは40.9%のマイナスになっています。

(経済産業省 工業統計 産業編より)

『SMATRIX2020』(日本印刷産業連合会, 2011)より

 

現在の印刷業界は、世の中のデジタル化の影響を受け規模が縮小していることがわかります。しかし、印刷停滞を周辺分野の囲い込みと事業多角化で克服している企業もあります。

基本データ

平均年齢:40.1歳

平均勤続年数:14.3年

利益率:1.3%

伸び率:0.05%

印刷業界の職種

  • 研究開発職
  • 事務(品質管理・企画)
  • 営業
  • 販売促進
  • 経営企画
  • 人事
  • 総務

印刷業界は主に印刷技術の開発をする研究開発職とそれを営業や販売を行う営業職がいます。そのほかには販売促進をする販促と呼ばれる職種があります。そのほかの職種は一般企業と同じで人事や経理などの事務職から構成されています。

注目トピックス

  1. 経営の多角化
  2. 業務提携
  3. BPO

業界全体の規模の拡大が見込めないので、大手印刷メーカーは紙以外の分野への展開を早くから行ってきた。食品などを包む梱包材、建材、液晶や半導体のエレクトロニクス分野など、幅広く事業領域を拡大しているのが特徴です。

一方で大手書店への出資や提携でm長年の取引相手である出版業界への後方支援を行い、紙の印刷減少に対しても一定の歯止めをかけようとしている。

また業界内の企業が力を入れているのがBPOと呼ばれる一貫受託型ビジネスである。宛名印刷や封緘といったビジネスフォームの発展形であり、印刷業務にデジタル、ネットワークなど情報技術を取り込み、データ入力から印刷、発送、顧客のデータ管理までを請け負う。

まとめ

上で述べた通り印刷業界は業界規模の縮小という大きな転換期にあります。ポジティブに言い換えるとこれから印刷業界を目指す学生さんは様々な新しいことにチャレンジして新しい分野を発掘するチャンスがあるということです。2020年はオリンピックなどのビックイベントがあるため、一時的に需要増が見込めますが、その後の先行きは不透明となっています。これからは情報化社会が時代の流れになることは決定しているので、印刷業界には厳しいかもしれませんが経営の多角化や新分野への進出によって乗り越えていくことが必要ですね!

今後はさらに印刷業界の年収・企業・キャリアプランなど深堀していくのでお楽しみに!!!

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