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【予測】新卒一括採用は廃止される?(現在の状況把握 : 大学オンライン化)

  • 2020年7月24日
  • CAREER
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【予測】新卒一括採用は廃止される?(現在の状況把握 : 大学オンライン化)

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当記事ではコロナ禍の中でこれからの新卒一括採用がどうなっていくのか、現在の動きを元に考察していきます。

また、当タイトル『新卒一括採用は廃止される?』は3テーマ構成となっており、前回の【予測】新卒一括採用は廃止される?(過去の問題点編)【予測】新卒一括採用は廃止される?(現在の状況把握 : 就活ルール廃止)の続編として当記事は2テーマ目となっております。

そのため、前記事をまだお読みでない方は先に目を通して頂けますと当記事の内容をより深く理解することができます。

現在大学2,3年生の方は来年、再来年の就活はどうなるのだろうかと不安になっている方も多いのではないでしょうか?

自分がいきたい企業の倍率は上がるのでは。。。
航空業界、観光業など採用活動自体なくなってしまうかもしれない。
そもそも採用されない就活浪人の可能性も。。。

当記事では、採用市場の現在の動きを考察していきます。

なぜ、当記事の内容である『現在の動きを把握する』必要があるのかと言いますと、この3テーマに渡る『新卒一括採用は廃止される?』という問題のゴールは、先を予測して他の学生より早く動き出し準備をすることです。

その未来を予測するためには現在の、今一番最新の状況に目を向ける必要があります。

場合によっては日本は変化のゆっくりな国ですから、3テーマ目の予測に関する記事より、当テーマの『現在』を把握し対応することが実用的になるのかもしれません。

なお、当記事ではより理解を深めたり、現実に沿って行くため、実際に扱われた記事を参考に話を進めていきたいと考えております。

基本的には日経新聞の記事を取り扱います。
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その方針をとった方が、一個人の勝手な予測ではなく現実として起こっていることなんだと実感して頂くことができるでしょう。

では、冒頭長々と話を進めて参りましたが、早速本題へと入っていきましょう!

就活の今 : 新卒一括採用の動向とは?②(大学オンライン化編)

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日本では長らく新卒一括採用を採用してきました。

しかし、ポストコロナ時代において『新卒一括採用の廃止』が行われるということが当タイトルの結論です。

では、一体なぜそのような結果にたどり着いたのでしょうか。

ただ、『ああ、新卒一括採用は廃止されるんだな』という表面だけの理解では正しく行動することはできないでしょう。

前記事では過去に目を向けて『新卒一括採用の問題点』について考えていきましたが、当テーマでは『 現在 』に目を向けていきましょう。

特に現在はコロナによる大きな変革期となり、社会的な変化が起こりやすい状況となっております。

そのため、変化の兆しを逃さないためしっかりと情報収集する必要があります。

現在の新卒採用に関する動きは大きく以下の3つがあります。

  • 経団連の就活ルール廃止
  • 大学のオンライン化
  • 大学の9月入学による世界基準

その中でも今回は大学のオンライン化についてみていきましょう!

大学オンライン化によるメリット

では、大学のオンライン化について考察していきましょう。

現在オンラインでの講義を行なっているうちの9割はコロナ登場後の今期から取り入れたというデータがあります。

それほどに今回のコロナによる影響は大学に大きな変革をもたらしています。

大学側も急な変更を強いられている一方で、大学生からも以下のような声を聞きました。

オフラインじゃない分時間が生まれたと思っているのか、教授が課題を大量に出してくる。。。
オンラインになっていると大学で学んでいる実感がないな
オンラインなら授業費の一部を返して欲しい

学生はそれぞれ今回の状況に関して悩みがあるのではないでしょうか。

そこで今回はこのような大学のオンライン化はこの変革期にどのような影響をもたらすのかを考察していきましょう。

主に今回の大学のオンライン化が定着した場合に得られるメリットは大きく以下の3つ挙げることができます。

  1. 学びの層拡大
  2. 時間・内容の自由化
  3. 学びの質の向上と明確化

では、順番に解説していきます!

参考 : 教育の概念、激変の可能性

大学オンライン化メリット① : 学びの層拡大

少し衝撃的なタイトルかもしれませんが、この文字通り大学が消滅する可能性があります。

しかし、『』をつけているのには意味があり、ここでの大学は地図上に存在する大学を指します。

大学のオンライン化は今までの大学の空間に変革を起こし、講義を地図上から映像空間へと移行させました。

今まで満員電車に揺られながら、時には席を確保するために早く行かなければならなかった講義室にはスマホをつければ、PCをつければ到着できるようになりました。

空間が映像に移ったことで得られるメリットが2点ほどあります。

1 つ目が無限の空間です。

無限というのはズバリ席数です。

講義室というのは席に上限があり、500人入れるような教室であれば、それなりに大教室と呼ばれるぐらいではないでしょうか。

しかし、オンラインの席数には上限がありませんし、席をとる必要もありません。

そのため一度により多くの人に学びを提供できる可能性を秘めています。

2 つ目がコストです。

学生にとってのコストは大きく交通費、時間、学費です。

講義がリアルから映像に移ればもちろん交通費が必要無くなりますし、また時間も大学から遠い人ならば2時間ほど浮くのではないでしょうか?

場合によっては、上京する必要がなくなるかもしれません。

更に学費です。

地図上から大学が消滅するとなれば、学費の施設管理費などが必要なくなります。

『図書館はどうするの?』という声があがりますが、図書館もモノから映像へと写せばいいのです。

大学のメールアドレス、パスワードからでしか読むことができないような設定にすれば学生だけに限定できるでしょう。

低コストとなれば、金銭的な理由で大学を受けることができず就職を選んだ層に学習の機会が生まれるかもしれません。

大学オンライン化メリット② : 時間・内容の自由化

次に時間と内容の自由化です。

時間は先ほどの『大学の消滅』とかぶる部分がありますが、時間のあり方の変化は通学時間に限ったことではありません。

それは『社会人でも学ぶことができる』という、大学は4年間という時間軸の変化です。

まず、この話を進める前に『学ぶとは何か』という前提を再確認して頂きたいと思います。

私たちはなぜ学ぶのでしょうか。

簡単な例を出しましょう。

私たちはスマホという便利品を手にしたため、いつどこでも『 ググる 』ことができるようになりました。

しかし、なぜ『ググるのでしょうか?』

それはその情報が必要であるからです。

なぜ今この記事にたどり着いて、ここまで3000字ほどになりますが、読んで頂けているのでしょうか?

それはこの記事の冒頭でお話しした通り、この記事を読むことで次のステップを踏み出すことができるからです。

まとめると、学ぶということは自分が持つ目標に対し現在の自分に不足部分があるため、それを補おうと学ぶのです。

そして学んだ自分は次なるステップを踏み、失敗し、不足に気づき勉強するというサイクルなのです。

しかし、現在の学校教育はいかがでしょうか?

不足部分の確認も実践もなくして学んでいる、これでは効率が悪いどころか将来使えない無駄な知識となってしまいます。

しかし、社会人が学ぶことができたらどうでしょうか。

社会に出て、自分の知識不足を実感し大学に学びに戻り、不足を補った自分を実践で生かすというサイクルを生み出すことができないでしょうか?

大学はオンライン化を境に真の意味での学びを手にすることができると考えています。

更に内容の自由化です。

内容の自由化とは学部の壁を取り払うという意味です。

というのも現状の大学は、高校時点で決めた学部に4年間居座らなければならない仕組みとなっています。

しかし、現状高校生は社会に対しての知識もまだ十分ではなく、将来に明確な目標がない生徒がいることも少なくありません。

その状態で学部をしてしまうと、『あっちの学部の方が偏差値が高いから』などと自分を軸としない決断をしてしまうこともあるでしょう。

そのため、大学になり学ぶ中で自分の求めている専攻を選択できるようになります。

大学オンライン化メリット② : 学びの質の向上と明確化

最後に学びの質の向上と差別化についてです。

講義がリアルから映像へと移行したことによって、地図上から大学が消滅してしまった話の続きとなります。

講義が映像で人数無制限であるならば、入試によって人数を絞る必要がないのではないかという意見が浮上します。

つまり、大学入試がなくなってしまいます。

その代わり、少人数の空間に入るためには選考が必要になります

現状大学には学びにきている人と、大学にはとりあえず行っている人がいますが、1対多の講義であれば映像で受講できる環境下ですので、後者の『人生の夏休みを過ごしたい』『インターンで実務経験を積みたい』層などは、少人数での学びまでは望んでいません。

そのため、より深く学びたい層だけを集めることができるのでより質の高い環境を作ることができるでしょう。

具体例をあげると、文系でいうゼミ、理系でいう研究室という少人数制で講義が受けられる空間は、オンラインになったからこそより差別化の要素となります。

言ってしまえば、大学の入学試験ではなく、少人数の空間に参加するための試験にしてしまえばいいのです。

その一方で企業側からしてもメリットがあります。

現状ポテンシャル採用と呼ばれる採用市場で、大学時代のエピソードなど見破れるわけがありません。

しかし、少人数の空間はふるい分けがされているので以下の3つが明確になります。

  1. 学びに対する明確な意志が感じられる。
  2. 少人数の狭き門を突破した地頭
  3. 自分の意志で進んだ学問

そのため、現状みんなが大学3 , 4年になって入る、場合によってはただ遊んでいるだけの『ゼミ』や『研究室』が正しく評価される時代になるはずです。

遊んでいる人と違って、『自分はしっかりと4年間学んだのに。。。』と悔しい思いをすることはなくなるでしょう。

まとめ : オンライン化は学びを自由に、価値を明確にする

まとめ

いかがでしたか?

最後に当記事を振り返っていきましょう。

今回のテーマは大学のオンライン化でした。

大学のオンライン化は大きく分けると3つのメリットをもたらします。

  1. 大学が地図上から映像空間に移行することで座席に制限がなくなる他、コストがやすくなることによって今まで大学に縁のなかった若者に学びの機会を与える。
  2. 学びの内容を自由に、時間が自由になることで正しい学びの形を生み出す
  3. ふるい分けによって大学の質を向上させ、存在意義も明確になる。

当記事で以上の3つをしっかりと抑えることができてれば完璧です!

次回は大学の9月入学について解説していきます。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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